若手会員支援策について

2018年4月
日本イギリス哲学会理事会
若手研究者支援策検討WG

日本イギリス哲学会理事会は、若手会員の研究振興と支援とを図るためのワーキンググループを設置し、学会財政に関する詳細な見通しを踏まえつつ、具体的な支援策について集中的に議論を行ってきました。そしてこのたび、三つの支援策からなるパッケージの形で会員総会へ提案し、幸いにして承認を得ることが出来ました。

第一に、若手会員向けの学会費減額制度(正会員6,000円に対して、4,000円) の導入です。近年のPD・0D問題に対応するためにも、いくつかの先駆的な他学会の事例に倣って、その対象を大学院生だけでなく、非常勤職などの方々にも拡大しております(学会誌をはじめとする学会発行物の電子配信への同意が必要です)。またこの制度を利用するための手続きも、可能な限り簡便なものとなるように工夫しました。2019会計年度からの実施のため、現在、鋭意準備を進めております。

第二に、研究大会における個人研究報告を奨励する意味から、発表のための旅費の補助制度(交通費・宿泊費の合計で5万円以内)を導入致します。個人研究報告を申し込む際にあわせてこの制度を利用したい旨と必要な費用の内訳などを明記していただきます。本年秋の個人研究報告の応募から補助の対象となりますので、この機会に研究報告を積極的にご検討ください。

第三に、研究大会に近年導入されたセッション(公募シンポジウム)に対する若手会員中心の企画に対して、旅費の補助制度(セッション全体で6万円程度)の導入です。若手会員主体の共同研究の成果発表の場としてセッションを積極的にご利用いただければ幸いです。個人研究報告に対する旅費補助制度と同様に、本年のセッション公募から補助の対象です。

上記の金銭的な支援策は、若手会員支援策の第一弾として位置付けており、より積極的な支援の在り方について、若手会員のみなさまのご意見を拝聴しつつ、引き続き検討していく予定です。若手会員への支援は、将来のイギリス哲学研究の振興には不可欠ですので、すぺての会員のみなさまからのご支援を頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。