『イギリス哲学研究』(最新号)

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『イギリス哲学研究』は日本イギリス哲学会の機関誌として世にいう 「紀要」あるいは「年報」と性格を同じくする。期するところは会員の独自かつ清新な研究成果を収載して学的生活の里程標たらしめるとともに学会自体の旺盛 な活動を具象化することにある。さらに、本誌はこれを学会内部の閉鎖的領域にとどめず、広く同学の士に解放して学会に寄与する道を開いてある。生誕したみどり児の弛みない質実な成長を期待してやまない。

日本イギリス哲学会

大槻春彦


『イギリス哲学研究』第41号(2018年3月発行予定)の投稿論文の公募を随時受付ています(2017年6月30日消印有効)。2015年度より締切日が早くなっています。ご注意下さい。締切日変更については、こちら(学会誌公募論文の審査方法の変更について)をご参照ください。投稿規定にしたがい、事務局までご応募ください。


最新号目次 第40号(2017年)

タイトル著者ページ 
記念講演
 初期ライプニッツの「正義」概念―「衡平」aequitasを中心に―酒井 潔5-17
論文
 エドマンド・バークの崇高論に関する一考察 ―バークの信仰との関連において―岩撫 明19-35
 常識と啓蒙の哲学者としてのウィトゲンシュタイン大谷 弘37-52
 テューダー朝イングランドの愛国主義
 ―ジョン・スタッブズ『亡国論』の言説分析を手掛りに―
山根 明大53-67
書評
 荒井智行『スコットランド経済学の再生――デュガルド・スチュアートの経済思想』田中 秀夫68-69
 小島秀信『伝統主義と文明社会――エドマンド・バークの政治経済哲学』高橋 和則70-71
 勢力尚雅・古田徹也『経験論から言語哲学へ』伊勢 俊彦72-73
 添谷育志『近現代英国思想研究、およびその他のエッセイ』中金 聡74-75
 武井敬亮『国家・教会・個人――ジョン・ロックの世俗社会認識論』沼尾 恵76-77
 田中正司『アダム・スミスの経験論――イギリス経験論の実践的範例』野原 慎司78-79
 中才敏郎『ヒュームの人と思想――宗教と哲学の間で』田村 均 80-81
 ケイムズ(田中秀夫・増田みどり訳)『道徳と自然宗教の原理』木宮 正裕82-83
 スティーヴン・シェイピン/サイモン・シャッファー(吉本秀之監訳、柴田和宏・坂本邦暢訳)
『リヴァイアサンと空気ポンプ――ホッブズ、ボイル、実験的生活』
中野 安章84-85
 ジョン・トーランド(三井礼子訳)『秘義なきキリスト教』、『セリーナへの手紙』 矢嶋 直規86-87
 Richard Bourke, Empire and Revolution: The Political Life of Edmund Burke苅谷 千尋88-89
 Hemler J. Helmers, The Royalist Republic: Literature, Politics, and Religion in the Anglo-Dutch Public Sphere, 1639-1660竹澤 祐丈90-91
 Peter Sullivan & Michael Potter eds., Wittgenstein’s Tractatus: History & Interpretation冲永 宜司92-93
 Ryu Susato, Hume’s Sceptical Enlightenment犬塚 元94-95
書評への応答
 米澤克夫会員による書評への応答神山 和好96-97
 高野清弘会員による書評への応答山田 園子
97
学会展望
 ジョン・ロックの哲学青木滋之・
小城拓理・
沼尾恵
99-114
第40回大会報告
 シンポジウムI イギリス哲学研究の21世紀
  第1報告神野 慧一郎115-117
  第2報告泉谷 周三郎117-118
  第3報告田中 秀夫119-121
  第4報告坂本 達哉121-123
  司会者による総括只腰 親和・
柘植 尚則・
岩井 淳
123-124
 シンポジウムⅡ(i) イギリス経験論とは何なのか―「ロック、バークリ、ヒューム」の系譜
  第1報告 ロックがイギリス経験論の嚆矢を放ったと(いかなる意味で)言えるのか青木 滋之124-126
  第2報告 バークリーはイギリス経験論の異端児か
  ―ダブリンの実験哲学というコンテクストからの再考  
中野 安章126-128
  第3報告 ヒュームは何を破壊したのか?田村 均
128-130
  司会者による総括伊勢 俊彦・一ノ瀬 正樹130-131
 シンポジウムII(ii) Hume on the Ethics of Belief
  第1報告 The Title Principle (or Lack Thereof) in the EnquiryHsueh Qu 131-132
  第2報告 Honesty, Competence and Wisdom: Hume on Testimony and Intellectual VirtuesHiroyuki Yorozuya 133-134
  第3報告 Hume on curiosity as a virtuous passion and as a marker of human flourishingAxel Gelfert134-136
  Review and Comments by OrganizerKazuhiro Watanabe136-137
 シンポジウムII(iii) イギリス思想における常識と啓蒙の系譜――18世紀スコットランドから20世紀ケンブリッジへ
  第1報告 植民地期-建国期アメリカにおける「常識」の思想―フランクリンを中心に―片山 文雄137-139
  第2報告 常識と啓蒙の哲学者としてのウィトゲンシュタイン大谷 弘139-141
  第3報告 バークリとリードの常識概念を巡って野村 智清141-143
  司会者による総括青木 裕子143-144
 シンポジウムII(iv) イギリスの複合国家性と近代社会認識――歴史叙述を中心に
  第1報告 イギリスの複合国家性における聖と俗
  ―イングランドの聖俗統治体制とスコットランド・アイルランドの関係記述を中心に―
竹澤 祐丈144-145
  第2報告 ヒューム『イングランド史』に見る三王国の連関
  ―スチュアート朝の成立とアイルランド征服を中心に―
森 直人146-147
  第3報告 征服・植民・複合国家―初期近代アイルランドの経験と記憶―木村 俊道148-149
  第4報告 政治思想としての歴史叙述―J.G.A.ポーコックの主権論の射程―佐藤 一進150-151
  司会者による総括竹澤 祐丈152
部会報告
 第97回関東部会小畑 敦嗣・上田 悠久153-155
 第54回関西部会貫 龍太・
甲田 太郎・
武井 敬亮
155-158
 第98回関東部会岡田 拓也・山尾 忠弘158-160
 第55回関西部会大槻 晃右・伊勢 俊彦160-162