『イギリス哲学研究』(最新号)

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『イギリス哲学研究』は日本イギリス哲学会の機関誌として世にいう 「紀要」あるいは「年報」と性格を同じくする。期するところは会員の独自かつ清新な研究成果を収載して学的生活の里程標たらしめるとともに学会自体の旺盛な活動を具象化することにある。さらに、本誌はこれを学会内部の閉鎖的領域にとどめず、広く同学の士に解放して学会に寄与する道を開いてある。生誕したみどり児の弛みない質実な成長を期待してやまない。

日本イギリス哲学会
大槻春彦


投稿論文の公募について

『イギリス哲学研究』の投稿論文の公募を受けつけています。詳しくは、各種の公募についてをご参照下さい。


電子公開について

2018年3月30日より、J-STAGEのプラットフォームを利用する形で、『イギリス哲学研究』を電子公開いたしました(第1号(1978年)から第42号(2019年)まで公開済み)。詳しくは、こちらをご覧下さい。以下のURLから閲覧いただけます(2018年4月12日、2020年5月7日追記)。

www.jstage.jst.go.jp/browse/sbp/-char/ja


最新号 第44号(2021年)目次

タイトル著者ページ 
記念講演
 フランス近代精神史:“honnête homme” の思想に関する系譜的研究II
  19 世紀における “honnête homme” の思想
   ― Jean-Marie Guyau(1854-88)
宮原 琢磨5-12
論文
 エドマンド・バーク『フランス革命の省察』におけるアングリカン信仰の二原理
  ― 教会論における〈宗教の導き〉と〈宗教の慰め〉に着目して
貫 龍太13-30
書評
 青木裕子・大谷弘編著『「常識」によって新たな世界は切り拓けるか
  ― コモン・センスの哲学と思想史』
太子堂 正称31-33
 梅澤佑介『市民の義務としての〈反乱〉
  ― イギリス政治思想史におけるシティズンシップ論の系譜』
寺尾 範野34-36
 生越利昭『啓蒙と勤労 ― ジョン・ロックからアダム・スミスへ』只腰 親和37-38
 児玉聡『実践・倫理学 ― 現代の問題を考えるために』佐々木 拓39-41
 竹本洋『スミスの倫理 ―『道徳感情論』を読む』島内 明文42-44
 宮園健吾・大谷弘・乘立雄輝編『因果・動物・所有 ― 一ノ瀬哲学をめぐる対話』久米 暁44-47
 渡邊裕一『ジョン・ロックの権利論 ― 生存権とその射程』古田 拓也47-50
 フィリップ・スコフィールド(川名雄一郎・高島和哉・戒能通弘訳)
  『功利とデモクラシー ― ジェレミー・ベンサムの政治思想』
村田 陽50-53
 ダニエル・デフォー(武田将明訳)『ペストの記憶』和氣 節子53-56
 ヒューム(犬塚元訳)『自然宗教をめぐる対話』西内 亮平56-59
 バーナード・マンデヴィル(鈴木信雄訳)『新訳 蜂の寓話 ― 私悪は公益なり』古家 弘幸59-62
 ジョン・ロック(加藤節訳)『キリスト教の合理性』武井 敬亮62-64
 Marco Barducci, Hugo Grotius and the Century of Revolution, 1613-1718:
  Transnational Reception in English Political Thought
竹澤 祐丈65-67
 Jeffrey R. Collins, In the Shadow of Leviathan: John Locke and the Politics of Conscience岡田 拓也68-70
 Jay L. Garfield, The Concealed Influence of Custom: Hume’s Treatise from the Inside Out澤田 和範70-72
 Margaret C. Jacob, The Secular Enlightenment青木 滋之73-75
 P. J. Marshall, Edmund Burke and the British Empire in the West Indies:
  Wealth, Power, and Slavery
角田 俊男75-78
 Cristian Maurer, Self-Love, Egoism and the Selfish Hypothesis:
  Key Debates from Eighteenth-Century British Moral Philosophy
太田 浩之78-81
 Wataru Nakajima, Jonathan Swift as a Conservative Trimmer:
  An Ideological Reading of His English Politico-Religious Writings, 1701-1726
松園 伸81-83
 Tim Stuart-Buttle, From Moral Theology to Moral Philosophy:
  Cicero and Visions of Humanity from Locke to Hume
壽里 竜84-86
 Georgios Varouxakis and Mark Philp eds., Happiness and Utility:
  Essays Presented to Frederick Rosen
小畑 俊太郎87-89
 Christopher Woodard, Taking Utilitarianism Seriously 戒能 通弘90-92
学会展望
 ハーバート・スペンサー生誕200周年児玉 聡・藤田 祐・
久野 真隆
93-100
国際学会報告
 ECSSS‐ISSP Online Conference on Religion and Enlightenment
in Eighteenth-Century Scotland
矢嶋 直規101-105
第44回大会報告
 セッションI ヒュームの因果的必然性をめぐる論争
  第1報告 必然的結合の「関係の複合印象」説大槻 晃右107-109
  第2報告 因果的必然性の「印象の非表象」説澤田 和範109-111
  第3報告 因果判断の「観念第三者」説 豊川 祥隆111-112
  企画責任者による総括林 誓雄113
 セッションII 17 世紀イングランドにおける啓蒙思想の萌芽 ― 知性・意志・自律
  第1報告 ホッブズの哲学方法論における「汝自身を読め」の意義後藤 大輔114-115
  第2報告 カドワースにおける理性と意志について竹中 真也116-117
  第3報告 ロックにおける知性の限界と自律の生成内坂 翼117-119
  企画責任者による総括青木 滋之119-120
部会研究例会報告
 第106回関東部会太田 浩之・山尾 忠弘121-123
 第63回関西部会武井 敬亮・李 東宣123-124